兼六園音頭(金沢市) 作詞 宇野多美 作曲 上原英人
1 ハー桜咲いたよ 兼六園に(ヨイショ)おぼろ月夜に浮かぶ城
紅のぼんぼり人の波 百万石の城の庭
(ソレヨーイヨイヨイ ヨイトナ)〔以下はやしことば省略〕
2 枝垂桜(しだれざくら)の瓢(ひさご)の池に 音も涼しき翠滝
写す青葉も色映えて 百万石の城の庭
3 かきつ咲いたよ あやめの花も 開く紫音やさし
そぞろ歩きに朝霞 百万石の城の庭
4 雪が降る降る霞が池に ことじ燈籠や雪づりの
墨絵ぼかしの美しさ 百万石の城の庭
5 お国自慢の兼六園は 四季を彩る数々を
いつの世までも名を残す 百万石の城の庭
◆ 名勝兼六園は,日本三大公園のひとつ、春夏秋冬、それぞれの趣きを表し、県市民や観光客を楽しませている。この美しく、伝統ある名園を唄に託ししたのが兼六園音頭である。昭和49年に創作・発表。